神奈川県の県高校で出題される受験国語の傾向と対策

国語対策

まず漢字は、小中学校で学んだ漢字がすべて読み書きできるようにしておきましょう。文法、ことわざ・慣用句、俳句や短歌の知識については 最初に便覧などで重要事項を確認し、基礎的な問題に取り組むようにしていきましょう。
長文読解は、記述式の問題を含んだ解説の詳しい問題集で勉強するようにしてください。正解に至るまでの考え方の道筋をきちんと確認しながら学習を進める事が文章読解力をやしなうための秘訣だからです。
とくに古文は、中世から近世の作品を中心に、簡単な文章を数多く読み、古文特有の表現に慣れて試験にのぞめるように心がけておきましょう。

傾向

例年大問4題の構成となっています。
1は漢字の読み書き、文法、ことわざや慣用句、短歌や俳句の鑑賞など、語句の知識や韻文の鑑賞に関する設問が1題、物語、説明文、古文の読解問題が各1題出されています。
物語では内容理解に関する設問の他に、心情に関する設問も出題されています。
小論文の課題は中学生にもある程度親しみやすいものとなっており、また30字程度の記述が求められます。
古文は比較的長い文章が出題されているが、内容的にはそれほど難しいものではなく、問題も内容理解に関するものが中心となっています。
全体的に難問というほどの難問はなく基本的なレベルの問題が多くなっています。